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歯周治療

歯周治療

  1. 進行具合の把握
  2. 歯周ポケットの測定  歯周病の治療は、病気の進行具合を適切に把握することから始まります。
     基本的な検査は プローピング と言って、細い針(プロープ)を歯周ポケットに入れて、深さを測ります。 また、歯の動揺度(ぐらつき)を調べたり、レントゲン撮影をして、歯槽骨の状態を調べる検査も行います。 当医院ではこの検査にパソコンを利用した歯周病専用の検査用のソフト(Dental 7)を使用して患者様にわかりやすく説明させていただいています。

     歯周病の程度によって、その後の治療方針は変わってきますが、全ての基本となるのは、 プラークコントロール です。 プラークコントロールとは、口の中の歯垢(プラーク)を、正常なレベルに保つことです。
     プラークとは、単なる食べかすではなく、実は細菌の塊なのです。 プラークは、1mg中に10億個、300種類もの細菌を含んでいて、その中の一部の細菌による複合感染が原因で歯周病が起こります。

    バイオフィルムとしてのプラーク
     聞き慣れないことばですが、私たちの身近な所では、台所の流しの排水口などでよく見られるヌルヌルとした汚れがバイオフィルムです。
     バイオフィルムは何種類もの細菌が、粘着性のあるヌルヌルとした蛋白質ポリマーによってマトリックスを作っている状態で、 プラークもまさにバイオフィルムそのものなのです。 一旦バイオフィルムを形成した細菌は、単独の時とは比べ物にならないほどの威力を発揮し、 抗菌剤に対しても強い抵抗性をもち、どんな環境下でも適応するようになります。 したがって、歯周病を薬剤のみで治療することは不可能で、やはり歯ブラシによるプラークの器械的除去が最優先されなくてはなりません。

     プラーク内の歯周病の原因菌の繁殖を抑え、住みにくい環境にする事で、 歯周病の進行を止めることができ、初期の歯周病であれば、治すことが出来ます。

  3. プラークコントロール
  4.  プラークコントロールには、患者さんが行うブラッシングによる セルフ・プラークコントロール と、 歯科医や歯科衛生士が行う歯石を取り除くスケーリングなどによる プロフェッショナル・プラークコントロール があります。

     歯石は固く、歯にこびりついていて、特に歯周ポケット内に付着した歯石は、ブラッシングや歯間ブラシ・デンタルフロスを使っても、 取ることはできません。 これを除去するには、歯科医院に通って、スケーリング(スケーラーという器具を使って歯石を除去)や ルート・プレーニング(キュレットを使用して歯の表面を滑沢にする)をしてもらう必要があります。

 その他の歯周病の原因の排除も含めて、この段階までの処置を初期治療(基本治療)といいます。 この初期治療を徹底しなければ、他のどんな治療も効果を得られません。 そして、 プラークコントロールが歯周病と虫歯の予防にも、大切である ことは、言うまでもありません。

歯周外科

 進行した歯周病には、 外科的治療(歯周外科) が行われます。 また、3mm以上の深さになった歯周ポケットの歯石を取る場合にも切開が必要となる場合があります。 外科的処置のタイミングを誤ると、さらに歯周病が進行して、抜歯するしか方法がなくなってしまうこともあります。

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